太極拳の健康効果

                            (東京太極拳協会の「太極拳の概説」より抄出)

身体的効果

 

年齢性別体力を問わず誰もが参加できる
太極拳は力やスピードを競うものでなくゆっくりした動作のため、個人の能力や年齢に関わらず広範囲の人びとが参加して練習できるユニークなエクササイズです。
格闘技でないため運動によるケガの心配がありません。


健康運動のあらゆる動作を含んでいる
太極拳は、他のエクササイズで見る動作のほとんどを含んでいるため、効果が総合的に現れます。
膝を曲げ腰を沈めてゆっくりと動作する独特の歩法は、足腰だけでなく体幹をふくむ全身の筋力を高め、強いては健康のもとを生み出します。
しかも随所に体をひねる動作が加わり効果は倍加します。
このほか呼吸法や視線動作などとも一体化した運動が、自然な体力を取り戻し、作り加えます。

効果は毎週1回の練習でも続けることで現れる
ムリがないから続く。
姿勢がよくなり肥満が解消し骨粗鬆症が予防できて足腰が強くなり、いつの間にか腰痛や肩こりを忘れ、また転倒しない運動力・バランス感覚が身につきます。
体内脂肪が減少しメタボを解消して成人病の予防にもつながります。

ストレッチ運動で日常の生活動作がラクになる
太極拳の練習には、ゆっくりとしてムリのないストレッチ運動(中国式体操「練功十八法」ほか)が抱合わせなので、体のサビが取り除かれ、片足立ちで靴下を履けるようになるなど、気がつけば日常動作がラクになっています。

飽きない

太極拳は奥が深く、分り始めるとハマってしまい、飽きずに長く続けられ、それが健康保持につながります。

 

漫然はダメ

ただし、練習は漫然と繰り返していては効果も進歩もなく、また誤った動作で続けるとヒザを痛めるなどの弊害も生じます。
教室に入会して正しく練習するようお勧めします。

*ご注意:太極拳は医学治療ではない
太極拳は健康維持効果があり地域の健康運動やリハビリ等に採用されている例もありますが、身体疾患そのものを治療する医療ではありません。
疾患のある方は医師に相談するようお薦めします。

 

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精神的効果

集中と脳活

太極拳では「套路<とうろ>」という「型」に当る動作を

学びます。
その一つ一つが総合
的動作から成るため、套路を正しくマスターするためには意識を集中して身体各部を連携させ、ゆっくり動作しなければなりません。
このとき脳の各部はフル活動して認知症の予
防になるとともに、気持ちを静め鍛えて気分を爽快にします。

ストレス解消
その一切を忘れての集中は、たとえ週一回の練習であっても日常を忘れ、ストレス解消につながります。
もっとも他の運動や趣味も没頭すればストレスを解消してくれますが、誰もが体力に合わせてできる太極拳はムリなく取り組めて長続きできることが特徴です。
無理してはかえってストレスの基になります。



長津田まつり 2017/11/3 簡化24式太極拳、32式剣・扇の集団演武に続き、太極刀・太極扇・伝統楊式・伝統孫式を演武